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「日本の文化的景観」展示会開催
（2011年12月1日-3日、イタリア文化省ヴェネツィア文化財展示サロンにて）
千葉大学−ヴェネツィア建築大学の共同主催

千葉大学大学院工学研究科都市環境システムコース宮脇研究室は、その10年の研究成果を含め、日本の文化的景観を紹介する展示会をヴェネツィアにて開催した。主催は、千葉大学とヴェネツィア建築大学の共同で、会場はイタリア文化省ヴェネツィア文化財展示サロンで、イタリアにて初めて日本の文化的景観が紹介された。イタリア・ベネトン社がスポンサーとして参加した。

本展示は、ジョルジョ・ジャニギアン教授（ヴェネツィア建築大学）、宮脇勝准教授（千葉大学）、マテオ・ダリオ−パオルッチ研究員（千葉大学）を中心に制作、宮脇研究室の修士コース１年生の一力大智、圓道寺ゆみ、テンカラヤ・サウジャンヤ、唐圻亮、藤原磨名夢、丸山卓朗の協力で作成した。その他に、法政大学、北海道大学、佐賀大学、関係自治体などの協力を得た。

展示内容

1.イントロダクション、文化的景観のコンセプトと29重要文化的景観
2.江戸東京の歴史的土地利用と文化的景観
3.中之条町の文化的景観
4.白川村の世界遺産と文化的景観
5.唐津市の蕨野の棚田と文化的景観
6.一関市の骨寺の農村集落と文化的景観
7.板倉町の水場と文化的景観
8.宇和島市の段畑と文化的景観
9.日光市日光街道の歴史的土地利用と文化的景観
10.奥州市のいぐねと文化的景観
11.愛南町の石垣と文化的景観